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zoom RSS 鍋立山トンネルと文献引用の落とし穴

<<   作成日時 : 2009/02/22 21:33   >>

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Webのほうでも取り上げておりますこのトンネル。
何と読むでしょう。

答えは「なべたちやまトンネル」です。
「なべたてやま」ではございません。

それはもうしつこいほどに、重ね重ね、口を酸っぱくして申し上げます。
「なべたちやま」です。

トンネル史上稀に見る劣悪地層の克服で、世界的に有名なトンネルとされておりますが、有名なのに間違われるのは不憫でなりません。私が掘ったわけではないので余計なお節介ではありますが。

間違った読み方をされる方が少なくないのは、1年くらい前までWikipedia:鍋立山トンネルの振り仮名が「なべたてやま」になっていたのが原因の一つだろうと思います。
このページ、現在では先頭の読みこそ直っていますが、経緯の下から三行目

世界の技術者の間でも「ナベタテヤマ」の名は高く知られている


とか、このページのソート候補が「なへたてやまとんねる」になっているなど誤読の恐れは排除されておりません。

最近Wikipediaの中身の劣化コピーのような辞書サイト(Weblioとか)が乱立していて、しかもそれらはWikiの更新から数ヶ月遅れて内容が反映されるので、未だに「なべたてやま」の読みに出会うことがあります。

現地に行く前、ネット上で下調べしていて「なべたてやま」が多いのに驚き、むしろ自分(と、NHKスペシャル)が間違っていたのかと不安になり、確認することにしました。

国土地理院地図閲覧サービス「うぉっちず」の「地名お呼び公共施設名による検索」で「鍋立山トンネル」と入力します。
「なべたちやまトンネル」と出てきます。
さらに、国の情報でも間違いは捨てきれないので、現在の管理者である北越急行株式会社様にメールで問い合わせしたところ、多忙の中丁重な回答を頂きました。
管理者が「なべたちやまとんねる」と呼称している以上、他の呼び方である可能性はないでしょう。

というわけで

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窪田 陽一

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この本、八甲田トンネルが詳しく載ってたんで買ったんですが、鍋立山トンネルの読みが見事に間違ってました\(^o^)/

何を見て記事書いたんだか。
参考文献にWikipediaっては書いてないし…
次の版では直してくださいね。くれぐれも。

それにも増して気の毒なのは、このトンネルの話に限らず、間違った中身をさも自分が見聞したかのように吹聴する人がいることです。
「○○で見たんだけど」という前置きがあるのとないのとでは大違いです。
出典を明らかにするのは、元が間違っていたときに自分自身が恥をかかないで済むという利点もあるのです。
百歩譲って、自分の得た知識が誤っていたとしても、それを誤ったまま他人に広めてしまうよりはマシです。

自分の苗字や名前を間違われて苦笑した方は少なくないでしょう。
初対面ならば苦笑で済むのです。
でもその人が第三者に自分の名前を間違って教えたら、この人どういうつもりなんだって思いますよね。

なべたちやまです。←しつこい

#私信
#その本持ってますよ(゚∀゚ )

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
Youtubeの某動画がきっかけで貴サイトに辿り着きました。
鍋立山トンネルが特殊ということは以前から聞いてはいましたが、あのような立坑があるとは知らず記事を読んでて非常に興味深かったです。西工区の立坑はインパクト大でした(笑)
試しにYahoo地図で探してみたところ、衛星・航空写真でそれらしきものが捉えられてました。山奥に人工物がぽつんとあるのはある種神秘的なものを感じます。記事中に埋め込まれてみるのもよろしいかもしれません。
https://yahoo.jp/NyofS8

今後のレポート更新、楽しみにしています。
新潟県民L
2018/04/12 21:56

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