テクノ・トレジャー備忘録

アクセスカウンタ

zoom RSS 東北新幹線八甲田トンネル 開業記念レポート(2)

<<   作成日時 : 2011/01/01 19:50   >>

面白い ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

レポートの書き初め」は、前回に続き八甲田トンネルの2回目となります。

◇折紙工区

みちのく有料道路の料金所付近から分かれる道路は、工事中は事実上立入禁止(前回調査時は許可を得て進入)でしたが、果たしてその後はどうなっているのか…

画像


工事用道路の分岐点。
以前は正面の位置に大きな「八甲田トンネル折紙工区」の看板があったはずですが、撤去されています。

画像


反対側の料金所を向いた写真です。
地面にはうっすらと工事時の道路のラインが読み取れます。
取り付け道路には立派な門が…えっ?

画像


ありゃー。これじゃ全然入れない。
まさかこの位置で通せんぼされるとは…
一年半前に調査しておいてよかった??しかし悔しいなぁ。

画像


しばらく門の前で立ちつくしていたのですが、注意して観察すると「立入禁止」の文字がどこにも無いことに気付きました。
門のかんぬきには鍵が掛かっておらず、下げられた札にあったのは「開放厳禁」。すなわち「開けっ放しにはするな」という意味です。
よくよく考えれば、この場所から先が新幹線施設になることはありえません。
戸違沢や唐川沢へ行く道路はあくまで公道だからです。

ただ、形なりにも締め切られているものを誰の断りもなく開けていいものかどうか。
思案の末、車はとりあえず置いて徒歩で向かうことにしました。
門扉の両脇には、通り抜けるには十分な空間があったのです。

画像


というわけでスタスタと歩きながら折紙斜坑へ。
前回は築木のアプローチのように鋼鉄製の橋梁だったのが、立派なコンクリート製の橋に変わっていました。

画像


仮橋はもっと左(北)側に掛かっていたような。

画像


沢の上流には、件の管理型土捨場が見えます。
本来八甲田トンネルの鉱化ズリ(掘削土)は強酸性で、草も生えないような感じですが、実はズリそのものはシートで厳重にカバーされ、その上から普通の土で覆ってあるそうです。なので普通に草ぼうぼうですね(わざと根を張らせて表面を強化しているのかも)。

画像


みちのく道路をアンダーパスした先にある、野内川を渡る橋も新調されていました。
橋桁を二段重ねにしたような特異なスタイルは解消したわけですね。

☆ここでなぜか散歩するおじいさんに遭遇。どこから来たんだろう…

画像


前回訪問時は斜坑口の覆工真っ最中。取り付け道路も有るのか無いのか、一面砂利敷きの感がありましたが、非常に美しく整備されています。

画像


はやる気持ちを抑えて望遠で一枚。
ガードレールも立派ですね。
形の上では、橋の先から斜坑口の手前までは「林道を復元した」ということになろうかと思います。

画像


いよいよ斜坑の門扉前へ。
おそらく緊急自動車や雪上車など大型の車を入れるためでしょうか、かなり広い空間が確保されています。

画像


非常口標示板を撮影。「折紙」とあります。

画像


斜坑口の位置からすると、「新幹線の土地」は妙にいびつな形をしています。
正面から撮ろうとするとこんな位置に。

多分私が居る所も「林道の一部」なのでしょう。

斜坑の扉は、築木がアーチ内に収まるサイズだったのに対し、こちらはポータル直づけの大きな物です。
また、扉の下側には「保守用」と「非常用」に分かれた別々の開き戸があり、これも築木と違います。

画像


用も済んだので戻ります。
坑外設備があったはずの場所はがらんとしています。
時が経てば草木も生い茂り荒れ地と化すことでしょう。

唐川沢の調査坑を調べる余力は、もうありません。
東奥日報のWeb版に、八甲田トンネル工事が始まる前の坑口が掲載されています。
背後の山の形状から、前回お伝えした平場である可能性が高まりましたが、沢沿いの道も荒れ果てていて、再訪するのは難しそうです。

あと最近検索で良く引っ掛かる
J-GLOBALもなかなか気になります。
国会図書館に置いてない文献もある中で、複写サービスを利用してみるのも一つの手かも知れません。


次回は大坪工区です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
面白い 面白い
ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
東北新幹線八甲田トンネル 開業記念レポート(2) テクノ・トレジャー備忘録/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる