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zoom RSS 東北新幹線八甲田トンネル 開業記念レポート(3)

<<   作成日時 : 2011/01/09 01:02   >>

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八甲田トンネルのレポート第三回です。

◇大坪工区

これまで2回訪問し、2回とも工事中の門に通せんぼされていました。
あの緑色の門をそのまま本設置するのではないかと思ったほどです。

さてさて。

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まぁ、そんなことはないか。
折紙斜坑のアプローチと同じ門扉が設置されておりました。
やはり何たる物かの標示はなく、施錠もされていません。

ということでまた徒歩移動。
先へ進むのは初めてです。

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いきなり橋を渡りますが、以前のレポートでもご覧の通り立派なPC橋です。
工事の初期段階では仮設だったのかもしれませんが、少なくとも07年秋からはこの形態で変わっていません。

いつも思うことですが、わざわざ架橋してからトンネルを掘ろうというその計画に感心してしまいます。
上越線の土合駅(新清水トンネル斜坑)の坑口なんかとんでもない構造なわけですが。

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振り返って撮影。
んー…。
幅が広くないので、いわゆる「公団線」にありがちな鉄道用橋桁に見えます。

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斜坑口が見えてきました。
取り付け道路との位置関係や、ヤード跡の荒れ地などが折紙のデジャヴを感じさせます。
もっともスペースはこちらの方が断然狭いです。

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斜坑口前の空間は実に整然とした矩形です。
ちなみに防護柵の上段は有刺鉄線ではなく、∧∧∧∧∧という歯形の薄板です。
有刺鉄線だと降雪に耐えられないからでしょうか。それとも現代のトレンド?

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なぜか門扉前を過ぎても道路は続きます。
西側にも現場跡とおぼしき荒れ地があります。

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門扉前。
折紙とは違って門扉と斜坑口は中心が揃っていますが、囲われた矩形の土地に対しては西側へオフセットしています。

そして気になったのが、

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毎度おなじみ保守通路のキロ程標示板ですが、あれ、何か違う…
何故か左側のキロ程が中央のより大きいのです。

左側にあるのは一つ東京方の保守用通路を指すキロ程の筈。
屋形斜坑が廃止されているため、大坪斜坑は八甲田トンネルで1つ目。
…となると、左側にあるべきなのは八甲田トンネルの東京方坑口のキロ程のはずです。

!ああ、そうか。
もしかして643−2じゃなくて634−2??
であれば、辻褄が合います。
誤植なのかな…仮にそうだとしても困る人は居なさそうなので、看板が腐って更新されるまでこのままかもしれません。

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※ちゃんと敷地外から撮っています

前回のレポートで述べた坑口の扉のアップです。
なんだか銀行の大金庫のような(ドラマでした見たこと無いけど)ものものしさがありますね。
盛岡以北の長大トンネル斜坑にほぼ共通の仕様で、列車が来てもあまり動じることはありません。

ここまででまだ13時半ですが、南側はずっと山なので実に暗く、そして寒いです。
取り付け道路から門で塞がれている以上は除雪もされないと思いますし、いつまでも根雪が残りそうな場所です。


次回はレポート最終回です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。偶然このブログを見つけました。
工事現場に渡るための橋は、もともとは仮の工事桁で作られていました。斜路が保守用通路として存置されることが正式決定したことを受けて、トンネル本体部分の工事の完了後に改めて架け直したものです。
また、坑口の門扉の奥(西側)に続く道は、元々の作業用道路の名残です。門扉付近はずり出しベルコン(http://www.kajima.co.jp/news/digest/feb_2002/site/index-j.htmに出てくる振分けベルコンのこと)から出てくる掘削ずりの仮置場となっていたため、工事中は敷地の一番西までぐるっと回ってから斜路坑口に入る形でした。今はずり仮置場の箇所が盛土され、ショートカットして行けるようになったというわけです。
ご参考までに。
名もなき工事関係者
2011/04/03 04:14
>名もなき工事関係者様

どうもはじめまして。
工事に携わっておられた方からコメントを頂き大変光栄に存じます。
なるほど橋は架け直したのですね。
中途半端に延びた道路は謎だった(この場所に林道はないはずなので)のですが、疑問が氷解しました。

ありがとうございました。
TKSoft
2011/04/03 10:45

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