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zoom RSS 200系挽歌

<<   作成日時 : 2012/05/20 21:23   >>

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今回は震災の記録シリーズをちょっとお休みして、200系の話題を少々。。。

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公式に発表はされていませんが、そろそろXデーが近付いているようです。

昨年の11月5日。
19日に、E5系増備投入による押し出しで、200系が東北新幹線の定期列車から全面撤退との報を受け、静かに終幕を迎えるその姿をとらえようと福島駅へ出向きました。

既に花形の運用からは外れて久しく、〈つばさ〉との連結運用もなく、登板は仙台止まり・各駅停車の〈やまびこ〉と、〈なすの〉に限られていました。
日中の良い時間帯の列車というと、せいぜいこの214B〈やまびこ214号〉くらいです。

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やってきたのはK44編成。リニューアル塗色の車両です。
さすがに行き当たりばったりでK47を望むのは贅沢というものです。

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正直このリニューアル塗装というのは、重厚な200系のフォルムからすると少し野暮ったい気がします。
が、このように光線状態によっては全くそれを感じさせず、風景に溶け込んでいきます。
製造から30年の経歴を持つ車両もあって要所がくたびれてきてはいるのですが、外観は美しく保たれているようです。

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整備屋さん的には、故障も少ないし頑丈なので、まだまだ使っていけるレベルだと聞きます。
しかしながら設備面の老朽化と、240km/h止まりの性能が災いし、新たなフラッグシップとなったE5の脚光の陰で、徐々に去りゆく立場となりました。

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雪切室の若干甲高い音、加速・減速時のサイリスタの「ブーン」という唸り。
東北新幹線の開業から四半世紀以上を支え続けた「みちのくの主」。
去り際に震災という未曽有の困難を目にしたその胸中は、いかばかりか。

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こうして何のセレモニーもなく、ひっそりと東北新幹線の運用から外れた200系でしたが、上越筋においてはまだまだ元気。E1、E4系とともに今しばらくの活躍が期待されるものと思っていました。

−が、しかし。

今年3月17日の改正時刻表を見て「あっ…」
200系とE1系の運用が減っていました。
東北新幹線の〈つばさ〉併結列車の半分をE2系に置き換え速達化を図る一方、捻出したE4系を上越新幹線へ集中し、200系とE1系のダイヤを置き換えることとなったのです。

そして、その変更ダイヤに、ある看板列車の存在がありました。

314C〈とき314号〉−…


3月10日。
ダイヤ改正を翌週に控え、色々と変化してしまうこれらの列車を乗り納める事にしました。
11日は東日本大震災から一年。正直この日に旅行はどうかとも思ったのですが、諸般の事情からこの日しか選択肢がありませんでした。改正日前日は、大体どこも混雑しますし…。

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この日の朝、なぜか私は仙台にいました。
実はその前の週に関西方面へ出張した帰り、E5系運用である〈やまびこ223号〉で帰ったところ、所持していたPCを荷棚へ置いたまま下車してしまい、仙台まで取りに行く所用を生じたためでした。
仙台だったからまだ何とかなったので、盛岡だったら有料送還を選ばざるを得ません。

ついでに、ということで、この改正で半減するE4系〈やまびこ〉と〈つばさ〉の併結の列車に乗ったわけです。
それ自体は別に珍しくもなんともないのですが、私がこの時間帯に仙台から乗るのは目的からしてまず今後もありえない(北東北へ行楽の帰りは大体夜になる)ので、敢えて乗る意味はあったのです。

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行きは7時台の在来線でのんびり。朝食がまだだったので、〈こばやし〉の「東北まるごと弁当」なぞを頂きました。
各県の名産がバランスよく詰まって、一つ一つが味わい深いものでした。最近はこういう色々少しずつ入った弁当がお気に入りで、肉っぽい奴(仙台だと牛タン)はダメになってきました。歳のせいでしょうか。

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言わずと知れた福島駅ですが、やっぱり午前中にこの方向で見るのは新鮮です。

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14番線で〈つばさ〉を待ちます。その間にE5系を退避。
…あれ?(汗
時刻表を見ると5072B(臨時)のスジですが、別にE5使用とは書いていませんし、そもそも運転日じゃありませんでした。ダイヤ改正が近くなると車両が変則的な動きをするので、そのせいでしょうか。

東京に着き、一旦秋葉原で散策した後、大丸東京で適当なおやつを買って、いざ新潟へ。

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乗車したのはE1系が充当される1333C〈とき333号〉だったのですが、迂闊にもE4系と同じノリで4号車に並んでしまい、つまり二階席が3+3列掛けの回転クロスの車両でした。まぁこの列車は5号車以降指定席だったわけで、どのみち同じ事ではあるのですが…。
しかしこの固定座席は、幸か不幸か私の体格にぴったりで、背ずりの角度やモケットの柔らかさもちょうどいいのです。

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大宮では「上越0km」のキロポストが目の前に来ました。

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薄暮の吾妻川を渡ります。
「例のアレ」をちゃっかり撮りました。

すっかり暗くなり新潟へ到着。
湘南色の115系がいた気がしましたが、なぜかスルー…。

新潟に泊るのは2回目です。
栃尾のあぶらげと、へぎそばを頂きながら美酒に酔いました。
旅の目的の半分以上は食い気でできています。

さて、3月11日。
8時59分発の〈とき314号〉の客となります。

在来線ホームには、これも終幕近い定期〈きたぐに〉が入線し、同業者が大勢いたようですが、またスルー。
大阪でサンライズ待ちの時に何度も見てはいますが、結局乗ることのない列車でした。

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新幹線ホームに上がると、既に車両は据え付けられ、車内清掃の最中でした。
実は、平屋のグリーン車に乗るのはこれが初めてです。

しかも、「215-1001」。1985年の上野開業を控え、240km/hに対応した最初のグループです。

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下り方先頭車の222-1001。

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上り方先頭車の221-1001。

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そう、つまりこの編成は「K41」。元はF1編成のトップナンバーが綺麗に揃っています。

さて、この314Cという列車はいかなるものなのかといいますと、

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〈途中駅無停車〉という超・殿様列車だったのです。

2009年ごろの改正で、それまで上下1本ずつあった東京−新潟間無停車のダイヤ〈313C・314C〉のうち、この314Cが200系担当となりました。下りの313CはE4系です。
東北筋においては、仙台に停車しない列車は存在せず、大宮通過も利便性の点から無くなって久しいわけですが、上越のこれだけは「終点まで止まらない」という不思議な優越感を現在まで保っているのです。ましてや、東北では各駅停車に甘んじていた200系の韋駄天走りが拝めるとあっては、また格別です。

というわけで、運転時間は当然最短の1時間40分しかないのですが、グリーン取ってまで乗る、と。

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初めて入る200系の平屋グリーン車。
落ちついた緑色のモケットがいいですね。H編成の2階グリーン内装は何かバブリーな感じだったと記憶してますが。

いよいよ発車です。
扉が閉まったら、もう東京まで逃げ場はありません。

一週間後には無くなるというのに、乗車率はそれほどでもありませんでした。
グリーンの話ではありません。他の車両も結構空間を持て余しているようです。
東京発の313Cはかなり混んでいた記憶があり、オフシーズンでこの時間に新潟から乗ろうという人自体がそんなにいないんだろうか、と思いました。

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朝食は新潟の駅弁。
「鮭の焼漬弁当」をさらに鮭増し増しにしたタイプで、とても肉厚な鮭に濃厚なたれが浸み込み、朝から大満足の一品でした。
ついでに新潟堂の「新潟チップス」をパリパリと、ヤスダヨーグルトを使ったリキュールも。
朝から酔えるなんて何という贅沢なのか…。鉄道の旅は素晴らしい!

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窓の外に目をやれば雪晴れの越後平野。遠くには八海山。
酒も食も進みます。

…まぁ、乗り心地のほうは、お世辞にも褒められたものではないのですが。
200km/hを超えたあたりから、急速に細かい縦揺れと、それに反して大まかな横揺れの合わさった振動が増え始めます。車両も歳だからなぁ…。

とはいえ、やっぱりこのダイヤの面白い所

越後湯沢を通過。

高崎も通過。

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そして大宮も通過。写真じゃ分かりにくいですが、駅進入は110、進出制限がありホーム中ほどで70に落ちます。

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大宮から先は速度が速度なので、もう揺れは付いてきません。
途中、ミラー張りのビルに自分の姿を映しながら。

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あっという間に楽しい時間はおしまい。
旅の主目的も完遂です。

ここからは、しばし東京駅でウォッチング。

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10:56発の3023Bとなる列車が回送されてきました。
E5+E3も見慣れたものです。

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10:52、入れ替わるように我が314C改め407C〈たにがわ407号〉が越後湯沢へと折り返していきました。

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10:56、先程の3023B〈はやて・こまち23号〉が発車。

…と、ここで314Cを上毛高原で待避した404Cがやってきます。
車中で確認した通りであれば、K47のはずです。

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E5とすれ違います。

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やってきました。

この塗装、やはり安心感があります。顔の形はオリジナルではなくなりましたが、やはり200系はこの色が一番似合います。

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11:12、折り返し1319C〈とき319号〉として出ていきました。
東京駅は忙しいですねぇ。


そもそもこの話題を何故今日出したのかと言いますと、折しも数日前、E1系M1編成が遂に解体されたということ、そして鉄道模型のTOMIXから200系新幹線が完全新規、しかも更新車・K47編成を両方製品化との報が舞い込んできたからです。
最近トミーさんは「さよなら」してから製品出すのが恒例化していてアレなのですが、今回は何とか現役のうちに出してもらえそうなので喜ばしい限りです。


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