上越新幹線中山トンネルの工事費に関する誤記の訂正とお詫び
非常にお恥ずかしい限りです。
本サイトの最重要コンテンツである、上越新幹線中山トンネルの工事費に関する記述に、「空前絶後の間違い」がありました。
しかも、当時建設に直接関わっておられた方から直々のご指摘を受け、初めて気づいたというありさまです。
詳細はサイトの方に書いてありますが、端的に言うと「大宮-水上間の工事費の総額と、中山トンネルの工事費を取り違えた」ことにより、「青函トンネルより中山トンネルの方が総工費が高いという誤った記述をした」ということです。
冷静に考えると、増額前でも1500万円/mになるのでそんな馬鹿な話はありえないのでした。
正確には、中山トンネルの工事費は1300億円ほどです。m単価は840万円、中でも四方木工区は3467万円にのぼり、二度の水没と多数の迂回坑、ルート変更、注入工事を経た苦労の跡がしのばれます。
間違った原因は「メモ書き」で、当該のデータは複写せず、数字をノートに書き写しただけでした。つまり総工費なのかトンネル工事費なのか区別がつかない状態でサイトに載せてしまったということです。中山トンネルのページは06年11月公開と記憶しておりますから、5年ほど放置していたことになります。
その間にWikipediaに転載されたため、多くの人がこの誤った情報に触れることとなり、またこのデータを元にトンネル工事を批判する人もいました。これについては、サイトの趣旨からして遺憾に思っています。
誤った情報を流布してしまったことを改めて深くお詫び申し上げます。
重ねて申し上げますが、「気を付けていてもこうなります」。
幣サイトの情報を「とっかかりにする」のではなく、丸々引用する(しかも引用したことさえ書かない)方がいらっしゃるようです。Wikiも私は関わっておらず、どなたかがサイトの文を要約して載せているようです。
以前当ブログで「出典は工事誌からと書き、一次ソースは工事誌にして下さい」と言ったのは、こういう間違いがあった場合に、工事誌を元にしていれば当サイトだけの問題で済むからです。
他サイトの編者様、ちゃんと工事誌読んでますか?
本サイトの最重要コンテンツである、上越新幹線中山トンネルの工事費に関する記述に、「空前絶後の間違い」がありました。
しかも、当時建設に直接関わっておられた方から直々のご指摘を受け、初めて気づいたというありさまです。
詳細はサイトの方に書いてありますが、端的に言うと「大宮-水上間の工事費の総額と、中山トンネルの工事費を取り違えた」ことにより、「青函トンネルより中山トンネルの方が総工費が高いという誤った記述をした」ということです。
冷静に考えると、増額前でも1500万円/mになるのでそんな馬鹿な話はありえないのでした。
正確には、中山トンネルの工事費は1300億円ほどです。m単価は840万円、中でも四方木工区は3467万円にのぼり、二度の水没と多数の迂回坑、ルート変更、注入工事を経た苦労の跡がしのばれます。
間違った原因は「メモ書き」で、当該のデータは複写せず、数字をノートに書き写しただけでした。つまり総工費なのかトンネル工事費なのか区別がつかない状態でサイトに載せてしまったということです。中山トンネルのページは06年11月公開と記憶しておりますから、5年ほど放置していたことになります。
その間にWikipediaに転載されたため、多くの人がこの誤った情報に触れることとなり、またこのデータを元にトンネル工事を批判する人もいました。これについては、サイトの趣旨からして遺憾に思っています。
誤った情報を流布してしまったことを改めて深くお詫び申し上げます。
重ねて申し上げますが、「気を付けていてもこうなります」。
幣サイトの情報を「とっかかりにする」のではなく、丸々引用する(しかも引用したことさえ書かない)方がいらっしゃるようです。Wikiも私は関わっておらず、どなたかがサイトの文を要約して載せているようです。
以前当ブログで「出典は工事誌からと書き、一次ソースは工事誌にして下さい」と言ったのは、こういう間違いがあった場合に、工事誌を元にしていれば当サイトだけの問題で済むからです。
他サイトの編者様、ちゃんと工事誌読んでますか?
この記事へのコメント
大分前にコメントを書かせていただきましたjungと申します。
古い文献や入手困難な資料を元に記事を作成されるご苦労をお察しします。
Wikipediaの記事について、そもそもブログを出典として使うのはNGなのですがそういうルールを理解しないまま編集してしまう方がいるようです。
Wikipediaの問題の箇所について、当ブログを出典としている部分の除去と「要出典」の表示を行うよう編集しようと考えています。
時間が取れ次第着手しますので、しばらくお待ちください。